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平屋の魅力はそのままに、コスト削減!『平屋ライクな二階建て』

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最近、流行りの平屋住宅。

ワンフロアで生活が完結し、家族の存在を常に感じられるなど魅力の多い平屋ですが、2階建てに比べると費用が割高。

そのため断念してしまう方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は「平屋にしたいけど価格面で諦めざるを得ない…」「将来を見据えて、やっぱり平屋がいい」というお客さまに向けて、『平屋ライクな2階建て』をご提案いたします!

そもそも平屋はなぜ高いのか?

<高くなる要因=土地代と建築費用が上がる!>

平屋を建てるには、2階建てと比べて広い土地が必要になります。土地が広くなれば、当然、土地代が上がります。

2階建てを建てるために50坪の土地が必要だとすると、土地の坪単価が20万円の場合、土地代は1,000万円。一方、平屋を建てるためには80坪必要だとすると、同じ坪単価で1,600万円になり、600万円もの差が出ます。
その上、建築費用も割高になります。

建築費用の中でも大きな割合を占めるのが、建物の基礎・屋根・外壁部分ですが、平屋は2階建てに比べ上記部分の面積が増えるため、どうしても割高になってしまうのです。

平屋ライクな2階建てとは?

そこで、ぴったりなのが「平屋ライクな2階建て」。
名前の通り、平屋のような暮らしができる一部2階建て住宅のことです。

大きな特徴は、1階にほとんどの生活機能や主寝室を設け、2階に子ども部屋などを配置した間取りです。大きく以下のようなメリットがあります。

メリット1/土地代と建築費用が安くなる

一番のメリットは、コストカットできることです。

平屋ほど土地代と建築費用が必要でないため、価格面で断念されていたご家族も平屋のような暮らしが手に入る可能性が高くなります。

余裕があれば、キッチンをグレードアップしたり太陽光発電を追加するなど、コストカットした分を別の費用に充てることもできますね。

ちなみに、平屋の場合、外壁が単色になることが多いのですが、2階建ては外壁の貼り分けがしやすく、よりオシャレな外観をつくりやすいというメリットもあります。

メリット2/プライバシーを確保しやすい

平屋の場合、リビングから直接、子ども部屋につながるような間取りが多く、お子さまのプライバシーを確保しにくいのが難点です。

だからといって、廊下から子ども部屋につながる動線をつくろうとすると、廊下の分だけ面積が大きくなり建築費が上がる要因にもなります。

その点、平屋ライクな2階建てであれば家族が過ごす1階と子ども部屋のある2階で適度な距離が保てるため、プライバシーも確保しやすくなります。

このように平屋ライクな2階建ては、予算の範囲内で平屋のような暮らしやすさもプライバシーも確保できる、大変バランスが良い選択肢です。

具体例をご紹介します!

<1階間取り図>
<2階間取り図>

では、具体的にどんな「平屋ライクな2階建て」があるのかご紹介したいと思います。

<動線>
玄関からリビング・洗面室・寝室の3方向へつながる動線があります。

<寝室>
寝室はできるだけLDKから離して光や音などが入りにくくすることで、快適に就寝できる環境にしています。

寝室とファミリークローゼットが1階にあることで、ほとんどの生活がワンフロアで完結。お子さまの独立後や老後も使いやすい間取りです。

<洗面室>
お子さまが外遊びした後も、直接洗面室に行けるので、周りが汚れる心配が少なくて済みますし、感染症対策の面でも安心です。お子さまの手洗いの習慣づけにもなると思います。

<脱衣兼ランドリー室>
可動棚を設けており、タオルやパジャマ、ハンガー、洗濯用具などの収納が可能です。

勝手口もあるため、泥んこ遊びの後にお風呂場に直行したい時も、洗濯物を外干ししたい時も便利に使えます。

また、室内干しができる上、乾いた衣類は隣のファミリークローゼットにすぐに収納できます。ドラム式の乾燥機などがあればさらに便利。就寝中や別の家事をしている間に乾燥までしてくれて、家事の負担が大きく減ります。

<吹抜け>
吹抜けを採用することで開放感を感じつつ、光もたっぷり入る明るい空間になっています。

<LDK>
LDKと和室を一体で使えば、合計23帖ほどの広々とした空間になります。キッチンからLDKと和室を見渡せるため、お子さまの様子を見守りながら、お料理することも可能。
リビング階段のため帰宅したお子さまとのコミュニケーションも取りやすく、ワークカウンターはリビング学習にも最適です。

いかがでしたか?「平屋ライクな2階建て」で憧れの平屋暮らしを実現しましょう♪

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