2022.09.08
2022.12.27
家を買う時に頭金入れた?入れてない?どんな割合なのか徹底解説!
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皆さんは家を購入する際に頭金を用意した方が良いと思いますか?
まとまった頭金を用意することで毎月の住宅ローンの返済額を減らすことができますが、中には頭金を用意できない人もいます。
この場合、頭金を用意しないと家を購入することは難しいのか気になる人も多いのではないでしょうか。
それでは、家を購入する際に頭金を入れた人と入れなかった人の割合や、頭金を入れるデメリット、入れないメリットについてご説明しましょう。
- 目次
家を購入する際に頭金を入れた人、入れなかった人の割合は?
2022年9月20日に掲載された、持ち家に住んでいるマイナビニュース男女会員502人にアンケート調査を行った結果、家
を購入する際に頭金を入れた人や入れなかった人の割合は、以下の通りです。
入れた人:82.5%
入れなかった人:17.5%
参考元:住宅ローンの頭金を入れた人・入れなかった人、それぞれの後悔を聞いてみた | マイナビニュース (mynavi.jp)
以上のアンケート結果によると、約8割の人が頭金を入れたと回答していました。
やはり住宅の購入費用は数千万円以上になることが多いため、少しでも住宅ローンの返済額を減らすために頭金を用意している人が多いのでしょう。
頭金が多い分だけ毎月の返済額が減らせるため、可能な限り頭金を用意するのがおすすめです。
頭金は必ず入れなければならない?
結論から言えば、必ず頭金を入れなければならないというわけではありません。
確かに頭金が多いほど住宅ローンの毎月の返済額を減らすことができますが、まとまった頭金がなければ家を購入することができないということはありません。
もちろん住宅ローンを継続して返済していけるだけの経済力が求められますが、しっかり返済できるのであれば頭金がなくても全く問題ないでしょう。
頭金を入れるデメリット
頭金をメリットは数多くありますが、以下のようなデメリットもあります。
- 頭金を入れた後の生活が大変になりやすい
- 頭金を用意するのが大変
- 急な出費に対応できない
それでは、頭金を入れるデメリットについてご説明しましょう。
頭金を入れた後の生活が大変になりやすい
まず、頭金を入れた後に生活が大変になりやすいのが大きなデメリットです。
頭金を多く用意すればするほど毎月の返済額を減らすことができますが、その後の生活のことを考えているでしょうか。
頭金を多く捻出するということは、それだけ生活費からも捻出することになるでしょう。
生活費を犠牲にしてまで頭金を多く捻出する必要性があるのか、今一度よく考えた方が良いかもしれません。
捻出できる頭金を入れなければ返済額が多くなるものの、生活が安定しやすくなります。
頭金は多く用意すればいいというものではないので、生活費とのバランスが重要です。
頭金を用意するのが大変
頭金を多く用意するほど毎月の返済額を減らすことができますが、その頭金を捻出するのが難しいのがデメリットです。
頭金を捻出するのは簡単なことではありません。
生活費から捻出してしまうと今後の生活が安定しにくくなりますし、その他の方法で捻出しようとしても、何かを犠牲にすることになりかねません。
頭金を無理に捻出するのは今後の生活にも影響するので、無理矢理捻出するのはあまりおすすめできないでしょう。
急な出費に対応できない
十分な頭金を用意できたので家を購入したとしても、その後の急な出費に対応できない可能性があるでしょう。
頭金は多いに越したことはありませんが、家を購入することに集中し過ぎて引っ越す際に家具家電を新調したくなってもできない可能性があります。
家を購入した後も急な出費に対応できるように、ある程度の資金を残しておく必要性があるでしょう。
頭金を入れないメリット
頭金を入れないと毎月の返済額が増えるのではないかと思われるかもしれませんが、頭金を入れないことで以下のようなメリットがあります。
- 頭金を捻出しなくて済む
- 希望通りの物件を逃さない
- 急な出費に対応しやすい
それでは、頭金を入れないメリットについてご説明しましょう。
頭金を捻出しなくて済む
頭金を入れないということは、頭金を捻出しなくて済むということになります。
前述の通り、頭金を捻出するのはとても難しいでしょう。
生活費から捻出するわけにはいきませんし、その他のところから捻出するのもあまりおすすめできません。
毎月の返済額を安くするためだけに頭金を無理矢理捻出するのは何かを犠牲にするのと同じなので、後から後悔する可能性があるでしょう。
しかし、頭金を入れないということは何も犠牲にすることがないので、毎月の返済額が多くなったとしても別の悩みで後悔しなくなると言えます。
希望通りの物件を逃さない
頭金を入れない一番のメリットは、希望通りの物件を逃さず購入できることです。
頭金を用意する前提で物件を探す場合、希望通りの物件が見つかった時にすぐ購入できるとは限りません。
もちろん頭金を用意していなかったために住宅ローンを組むだけでは資金が足りず、購入を逃してしまうこともあります。
とはいえ、頭金を前提に物件探しをしても、まとまった頭金を用意するのに時間がかかってしまうでしょう。
頭金を入れない場合、住宅ローンの範囲内であればすぐに希望通りの物件が購入できるため、スピード感のある取引ができます。
急な出費に対応しやすい
物件を購入した後は家具家電の新調を初めとした様々な出費に追われることが多いでしょう。
もしも頭金を捻出していた場合、頭金の捻出に集中していたせいで急な出費に対応できず、後回しになる可能性が高いです。
しかし、頭金を入れなければ引っ越した後の急な出費にも対応しやすいため、安定した生活が送りやすくなるでしょう。
まとめ
頭金の有無は住宅を購入する際に重要なものではありますが、必ずしも用意しなければならないわけではありません。
今後の生活のことを考えるとまとまった頭金が用意できない可能性がありますし、
頭金を用意したからといって必ずしも生活に支障が出ないとは限らないでしょう。
今後の生活のことを考えた場合、安定した生活を求めるなら無理に頭金を用意する必要性はないと言えます。
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