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お家の中心に存在感のある家具を!アメリカンスタイルの家具のススメ

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家づくりのインテリアコーディネートにて目指すべき方向があるときに、建物の内装や照明器具の選定も重要ですが、どの家具を選ぶのかは方向性を大きく左右させるでしょう。

ここでは、人気のあるアメリカンスタイルのおすすめ家具のご紹介とともに、アメリカンスタイルの分類についてご説明!

そして、これから家造りをする方のために、家具から逆算した間取りの必要帖数なども解説します!

注目を集めているアメリカンスタイルの家具5選!

アメリカンスタイルが好きな方も、他のインテリアスタイルを目指す方も活用できそうな家具を5つピックアップしました。

アメリカンスタイルでもブルックリンスタイルやインダストリアルスタイルにマッチしそうな商品で、それ以外のスタイルにもマッチするでしょう。

経年劣化も楽しめる!本皮2シーターソファ

(商品名)MASTER SOFA BROWN 2 SEATER

(URL)https://n-basement.jp/shop/g/g260554/

使い込むほどに味が出る本皮製の2シーターソファは、重厚感があるしっかりとしたフォルムが特徴です。

本ソファの特徴はスチール製の脚部で、金属と本皮を組み合わせているので、アメリカンスタイルをはじめとしたどんなスタイルにも好相性です。

ソファの奥行きも十分でアームもしっかりしているので、クッションを組み合わせて寝そべるような使用方法もおすすめです。

インダストリアルデザインで重厚感あり!スチール製ローキャビネット

(商品名)LOW CABINET RAW

(URL)https://n-basement.jp/shop/g/g20890/

 

このローキャビネットはスチール製で扉部分のみガラス製、素材だけで判断すると無骨で男前なデザインに感じます。

しかしながら実物のコーナー部分は丸みを帯びていて、扉のガラスも大きく抜け感を演出し、柔らかい雰囲気のどこか可愛らしい印象を受ける商品です。

スチール製だけれども角ばっていないため、小さなお子さんがいるご家族でも安心して使用できるでしょう。

テレビの周辺機材の配線を通すためにコードホールも開いているので、テレビ台として利用するのにちょうどいいでしょう。

ステンレスフレームのデザインミラーはどんなスタイルにもマッチ!

(商品名)STAINLESS STEEL FRAME MIRROR WITH BRACKET

(URL)https://n-basement.jp/shop/g/g26272/

 

キッチンや洗面、トイレやお風呂などの住宅設備機器の利便性とデザインを共存させることは難しいものです。

そんなとき、存在感があるステンレスフレームのデザインミラーを設置すると空間が引き締まります。

インダストリアルデザインなステンレスミラーには幅10センチほどの棚がついていて、洗面所で利用するアイテムをスッキリと設置できるでしょう。

清潔感があってシンプルなデザインで飽きが来ず、アメリカンスタイル以外でも活用の幅がある商品です。

遊び心のあるカラーリングで自分らしさを演出するスチールチェア

(商品名)STANDARD CHAIR GRAY GREEN

(URL)https://n-basement.jp/shop/g/g22972/

 

スチール素材ながらもブルーグレーなカラーリングのスタンダードチェアは、ダイニングテーブルだけではなく、書斎のデスク、飲食店やカフェの椅子などさまざまなシーンで活躍します。

スチール素材でも座り心地はとても良く、毎日の生活のなかで安心して利用できるでしょう。

スタイルを決めてインテリアコーディネートするときには、つい考えが凝り固まって色調が単調になってしまいます。

スチールチェアをアクセントカラーとしてワンポイントで取り入れ、インテリアに遊びを持たせて変化をつける活用法がおすすめです。

テーブルとベンチの二刀流!?無骨ながらも遊び心のある可変テーブル・ベンチ

(商品名)STAINLESS TABLE & BENCH DOUBLE

(URL)https://n-basement.jp/shop/g/g23323/

 

ベンチ?テーブル?どちらにも変形するこの商品は、その場のニーズに合わせて形を変え、目的や状況に合わせて利用できます。

オールステンレス製なので腐食に強く、室外など屋根がないところに設置しても安心です。

頑丈で頼もしい商品は一生付き合えるアイテムとなるでしょう。

ステンレス製で重たそうに見えますが、大人ひとりでも容易に広げたり畳んだりできるところも魅力のひとつでしょう。

くつろぐときはベンチとして、バーベキューなどのホームパーティーのときには椅子付きテーブルに形を変えて、趣味でも実用でも活躍します。

そもそもアメリカンスタイルはどんな感じ?

アメリカンスタイルのコーディネートと言っても多様なスタイルがあります。

紹介した商品はどのスタイルにも合わせやすいですが、そのなかでも自分好みのスタイルでインテリアをこだわりたいものです。

代表的なアメリカンスタイルについてご紹介します。

無機質な雰囲気が特徴のインダストリアルスタイル

インダストリアルとは「産業」や「工業」という意味で、工業的な素材感をそのまま生かした無機質なデザインをインダストリアルスタイルと呼びます。

コンクリートむき出しでスチール配管が見えている、さながら工場や倉庫のような雰囲気が特徴で、素材そのものの雰囲気や素材の味わいが経年変化することも魅力のひとつです。

基調にする素材はコンクリートやモルタルで、そこにレザー家具などを組み合わせ、無機質で無骨なデザインを目指します。

しかしながら、あまり無機質過ぎると色味が単調になってしまいます。

解決策として、ビビッドな挿し色をポイントで利用することで目を引く、個性も出せるコーディネートになるでしょう。

重厚でカジュアルながらも飾りすぎないブルックリンスタイル

インダストリアルスタイルと混同されがちなブルックリンスタイルですが、素材そのままのインダストリアルに対して、素材を生かしつつリミックスするのがブルックリンスタイルです。

特徴は重厚なレンガを基調に置きつつ、スチールやレザーを取り入れて重厚なカラーリングを主軸に置いているデザインです。

明確な線引きは難しいですが、インダストリアルスタイルほど無機質ではなく、木材や観葉植物など自然素材のものを取り入れることもあります。

現代的でシンプル!ラスティックスタイル

広いアメリカですが、日本と同じようにモダンでシンプルなデザインを好む人も多く、そういう人はラスティック(素朴な)スタイルを取り入れます。

ミディアムブラウン系のナチュラルカラーを基調に、ヴィンテージ家具など加えて目を引くように飾ります。

革張りのソファや優しい風合いの木のテーブル、そこにアメリカンレトロな小物と植栽を加えれば飽きが来ない素朴なインテリアが完成です。

海沿いの暮らしをイメージしたコースタルスタイル

コースタルとは沿岸という意味で、海沿いにあるビーチハウステイストのインテリアが特徴です。

若干イメージは異なりますが、西海岸スタイルを想像すれば分かりやすいでしょう。

白を貴重として明るく、ナチュラルな質感の家具を設置することが特徴で、アクセントカラーには海をイメージした淡いブルーやパステルカラーを用います。

家具や雑貨は物足りないくらい少なめの設置で、空間を広く見せることがコースタルスタイルの特徴でもあります。

カジュアル過ぎず、上品さも兼ね備え、開放的な空間づくりを意識しましょう。

その他にもある多様なスタイル!

アメリカの若い女性に人気、グラマラスでゴージャスなグラムスタイルはゴールドフレームの家具や白いファーが定番アイテムです。

アメリカントラディショナルスタイルではアンティークの家具や、花柄の壁紙やソファなど柄が多いことが特徴です。

その他にもいろいろなスタイルを混ぜたエスティックスタイルなど、広大で多様なアメリカ合衆国のようにアメリカンスタイルと言っても多くのスタイルがあります。

もし、スタイル選びに悩むようならば、気に入った家具からインテリアスタイルを決める選び方も面白いでしょう。

 

アメリカンスタイルの家具はどう配置する?

アメリカンスタイルでなくとも、家具の配置はコーディネートに大きな影響を与えます。

一般的にはLDKを中心に間取りが構成されているため、コーディネートの中心は寝室よりもリビングやダイニングになります。

その際、どの家具を置かなければならないのか、お気に入りの家具構成のためにはどれくらいの部屋の広さが必要なのか解説します。

 

間取りの中心リビングをコーディネート

家のなかでも一番長く滞在し、人を招き入れるのはリビングなので、リビングを中心にインテリアコーディネートすることは一般的です。

その延長として廊下や玄関に雑貨や小物、植物などを設置して雰囲気を漂わせます。

アメリカンスタイルを目指す場合、共通してリビングに設置するものは、ソファとローテーブル、テレビボードで、収納が必要ならチェストを追加します。

そして、日本の間取りはLDKが合わさっているため、さらにダイニングテーブルとダイニングチェアも加わります。

どうしてもアイテム数が多くなるので、小物や雑貨を少なめに検討することがポイントです。

2人掛けレザーソファを設置するには何帖必要?

ご紹介した2人掛けのレザーソファの幅は168cm、奥行きが100cmあるので、設置するためにはリビングスペースだけでも最低6帖以上必要です。

リビングが8帖を超えるとゆとりが生まれ、10帖以上ならば3人がけやコーナーソファも設置できます。

ソファの位置を決めるときは、生活動線や家事動線も意識し、壁とソファ、ソファとテーブル、テーブルとテレビの間の通り道も必要に応じて確保しましょう。

このときに、人ひとりが通れるスペースを確保するためには約70cm、横歩きならば約40cm、すれ違うためには約120cmの幅が必要です。

 

家具レイアウトと帖数の関係性

2人掛けレザーソファを設置するためには最低6帖以上必要ですが、これはリビングスペースの広さです。

設計図面上はリビング・ダイニング・キッチンが合わさったLDKとして帖数表記されることが多いので間違わないように気を付けましょう。

具体的な数字の目安を検討すると、キッチンを5帖、ダイニングを4帖として、リビングスペースを6帖とすると、LDKは15帖です。

それより広ければ問題ありませんが、LDKがそれ以下の場合にはダイニングテーブル、またはソファのセットを省く必要あります。

目標とするアメリカンスタイルを実現するためには、お部屋の広さだけでなく、延床面積や敷地面積にまで影響が出る可能性があることを知っておきましょう。

アメリカンスタイルの家具でおしゃれなインテリアを演出しよう!

アメリカンスタイルには多様なスタイルがありますが、良い家具や雑貨を充実させて、こだわりや工夫を盛り込むと魅力的なインテリアに仕上がります。

そのためには、そもそもの間取りや建具や床のカラーリング、壁紙の選択も重要なので、建築前にある程度イメージを固めておきましょう。

本稿で紹介したスタイルや商品を参考にしていただいて、理想のアメリカンスタイルのインテリアをコーディネートしてみてください!

 

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